路線解説
営団線の中で総停車駅数が10ともっとも少ない路線。カメラの撮影枚数が限られているので、最長区間の丸の内線とセットにしたのはその辺の事情もあってというわけですが、この路線もそれなりに特色があって、「大手町」やら「永田町」やらと駅の名前も堅ければ伝言板も堅めの駅が多いですね。
伝言板も存在し登下校のために乗車する高校生も少ないわけではないのですが、取材の時に巡り会えた伝言がわずか4駅分。そんなところを見る限りでは「伝言板」というメディアに今ひとつそぐわない路線といえましょう。
それにしても永田町駅の伝言板には階段やらエスカレーターやらを駆け上がって行かないとお目にかかれないのには参りました。出来るだけ体力を温存したい前半の取材のなかでボディブローのような威力がありました。
三越前駅辺りで『お先に参らせて戴きます』なんて有閑マダムの伝言も見たかったところなんですけどね。